KIPON BAVEYESの性能検証 〜CONTAX CarlZeiss Distagon T* 18mm F4AEの場合〜

暑くて外出たくないと思っていたのが、なんだか急に涼しくなってカメラ持って出かける気分になってきた今日このごろ、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

もうだいぶ前になってしまいましたが、こんな記事を書きました。

KIPONのBAVEYESフォーカルレデューサーを買ってみた

その後、このフォーカルレデューサーをあんまり試していなかったんですが、ふと思い立って(現実逃避とも言う)テストをやってみました。


前回、広角系の方が差を強く感じたこともあり、そのあたりを突っ込んでみます。

使用する機材は以下の通り。

ボディ:SONY NEX-5N

フォーカルレデューサー:BAVEYES C/Y-NEX 0.7x

比較用マウントアダプター:RAYQUAL CY-SαE

レンズ:CONTAX CarlZeiss Distagon T* 18mm F4AE

実写比較

まずはそれぞれの比較画像です。
歪みがわかりやすいようにマンションの壁のタイルを撮影してみました。
撮影条件はISO100、1/30秒、F11です。

RAYQUAL CY-SαE

BAVEYES C/Y-NEX 0.7x


当たり前ですが、通常のマウントアダプターより広い範囲が撮影できています。
しかしこの画像…なんか…うねってます…。
中央部はそれほど気になりませんが、周辺部でおかしな歪みが出ています。
元々Distagon 18mmは典型的な樽型歪がありますが、それがBABEYESでさらに変形されているようです。これは被写体によっては使いにくいかもしれません。

周辺減光はF11まで絞っているせいかあまり目立ちません。開放だとDistagon 18mm自体に周辺減光がかなりあり、BAVEYES自体の周辺減光と区別できないため、別のレンズを使う必要があると考えます。これはまた次にやってみますかね。

露出を同一条件で撮影すると少し明るくなっています。フォーカルレデューサーならではですね。これは場合によっては使い勝手がいいかもしれません。

倍率について

BABEYESの画像の上にRAYQUALの画像を0.7倍して重ね合わせてみました。
本来ならば、ぴったり一致するはずなんですが…

タイルの大きさを比較してもらうとわかりやすいですが、0.7倍した方のタイルは若干小さいです。
少し倍率を調整してみたところ、0.72倍ぐらいで一致する感じでした。
実際の倍率は0.7より少し大きいようです。
まあこれぐらいなら誤差の範囲ですね。

色収差

前回にも書きましたが、周辺部はどうしても画像が荒れます。
特に色収差が強く出ていた印象だったので、拡大して中央部と比較してみます。

中央部

 特に目立った歪みや色収差はありません。
若干ゆるい感じもしますが、まあこの程度なら許容範囲です。

周辺部(左上)


中央部と比べると、明らかに色収差が出ています。
像も若干ぼやけた感じです。
元々のレンズにもある程度あるものなので、仕方ないですね。
周辺部の使い方には気をつける必要がありそうです。

まとめ

値段を考えれば、まあこんなもんかなという感想です。
周辺部の色収差は元々のレンズにもあるので、どこまでBAVEYESの問題なのかは切り分けができていません。これは別のレンズと比較して見る必要がありますね。
厄介かなと思うのは、周辺部の歪み方に癖があるので、そこの扱い方ですね。
周辺部にまっすぐなものは置かないほうがいいかもしれません。

そんなところで今回はここまで。

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